こちらのギターは、ヤフオクで購入しました。ちょっとレアなギターだったので、衝動買いをしてしまいました。ほどするもので、石橋楽器で販売していたようで、保証書もついています。中華製で、サイドバックはマホガニーの合板だと思います。けれども、チープな感じの音色ではなく、ストロークでもまとまりがいいですし、中低音の響きもいいと思います。ネックが握ったときの感じがかまぼこタイプなんですが、ちょっと平らな感じで、すごく握りやすいです。新しいギターではなく、10年ほど経ってますから、経年劣化もないわけではないですが、全体的にとてもきれいで、傷はほぼないまた、ドレットノートの形状が少し変わっていて、くびれの部分が少ない（カーブがゆるい）です。大きさはMartinタイプなので、スケールや幅もほぼ同様です。
以下の説明は、前出の所有者の内容ですが、実に詳しく解説されていましたので、引用させていただきました。ちょっと長いですが、十分にお読みいただき、このギターのよさをご理解いただければと思います。
Washburnは140年近くの歴史を持つ超老舗ギターブランド。日本がまだ明治時代の1883年にイリノイ州シカゴで誕生しました。アコースティックギターで有名なMartinが誕生したのは1833年、Gibsonが1894年、エレキギターを作り出したFenderが1945年ですからその歴史の重みを感じます。Washburnは、日本ではあまり馴染みのないメーカーですが、世界の有名ギタリストが多数、愛用していることで有名で、ギターに詳しい人なら必ず知っている有名な老舗アコギメーカーで、シグネイチャーモデルが多数出ています。Washburnのギターは素晴らしい素材を使っていることでも知られています。140年近い歴史を持つ超老舗ギターブランドが長年培ってきたギター作りの技術と使用木材の品質により、奥深く鮮明な素晴らしいサウンドを生み出します。
今回出品のWashburnWD10は、シトカスプルース・トップ、マホガニー・サイド＆バックというアコギ定番の材構成で仕上げたドレッドノート・モデル。トップと同様、内部のブレイシングも柾目のスプルース材を使用し、それぞれの力木にスキャロップド加工を施すことで、表板がセンシティブに振動するようになり、これがパワフルな輪郭のはっきりした張りのあるサウンド、中音域が良く出力され、柔らかいウッディなサウンドの原動力となっています。コード・ストロークから、ブルーグラスでマッチしそうな野太い単音ソロ弾きまで、あらゆる用途に対応する万能な1本。まさに、アコギファンにとって憧れのアコギとなっています。
指板とブリッジはローズウッドを使用しており、乾燥によるフレットのバリやひび割れが少ない特徴を持っています。ナットとサドルは牛骨でサステインも十分、ペグはチューニング精度と安定度抜群のクロムダイキャストペグを使用し、全体的に頑丈な作りのギターです。これらのすべての材料が一体となって、奥深い鮮明な張りのあるサウンドをバランスよく生み出していると言えます。
外観は一言でいうと概ね美品。サウンドホール周辺の極薄いピック擦り傷を除いて、殆ど傷は無いと思います。（ただし、ヘッドのロゴ部分の塗装がはがれ、DIYで修理しています。ラッカー塗装のナット側が剥がれ、ラッカー塗装上塗りをしました。見栄えを気にしないなら特に問題ありません。）一味違うギターを持ちたい方には特にお勧めです。弦高は12フレット1弦：2.0ｍｍ・6弦：2.4ｍｍで、非常に弾き易く、ギター初心者がつまずくF等のバレーコードも力が要らず、非常に楽に押さえられます。弦は新品弦を張り替えましたので暫くはクリアーなサウンドをお楽しみできます。トラスロッドは左右にまだ十分回りそうです。
Washburn WD10は、世界のベストセラーアコースティックギターの１つ、つまり、世界で最も売れている⇒世界で最も愛され弾かれている⇒誰もが最も弾き易いギター、と言えます。その理由の１つは、石橋楽器で購入すると約１０万円という価格でありながら、高級機種にも劣らない奥深く鮮明な素晴らしいサウンドを生み出すギターであることです。石橋楽器の保証書があり、2010年9月に購入された物のようです。この機会に是非、あなたもWASHBURNの魅力を体験してみませんか？
いかがでしょうか。
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